シーゲルダイアリー(東大阪市) |
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今日は和室の壁補修の現場に立ち会いました。
お客様が酔っ払ってつまづいた拍子に、壁に穴が開いてしっまたのです。 穴の開いた壁を撤去し、新たに下地を行い、左官屋さんに仕上てもらう流れです。 塗り壁の材質は「わた壁」と言って昔大流行したものです。 今では今回のような補修でしかほとんど使うことの無い材質です。 周りの古いわた壁の色に合せ、違和感の無いように仕上るのがポイントですが、色決めにはお客様とシビアに決め、心配しながらの施工でしたが、ばっちりと色合いが合い、お客様も大満足でした。 左官屋さんは親方が来てくれて、良い仕上がりにしていただきました。 親方は壁を塗りながら、世間話をさせていただきましたが、昔の職人時代のことや手間賃のことや現場のことで大いに話しが盛り上がり、私も職人時代を思い出し楽しい時間でした。 やはり昔ながらの職人さんは、職人としてのプライドと誇りを持っています。 プライドや誇りは努力の先にしか生まれません。 「今の若い者は、、、、」とは言いませんが、少しは「我慢する」ことを身に付けるべきだと感じています。 我慢はやがて自信につながる、、、、、、 気難しくて厳しくて、甘えることなど一切許してくれなかった親方のおかげで、今の私が存在する、、、、 当時は苦しくて、悔しくて、逃げ出したかったことが山ほどありましたが、そのおかげで弱い自分が少しは強くなったと思えます。 藤田親方!今の私があるのはあなたのおかげです。
by k-pply
| 2011-02-24 16:42
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