最近は、ほぼ毎日と言っていいほど大工さんがカプライへ面接に来られます。
世間はどうしようもないほどに暇らしいです。
昔は大工さんと言えば雲の上の存在で、頭を下げるなどありえなかった時代がありました。
子供が将来なりたい中に大工さんは必ず上位につけていたものです。
建設業は28業種に分かれていて、それ以上に専門職の職人さんがいるのですが、大工さんだけが「さん」付けです。
後は全て〇〇屋と言われています。
それだけ大工さんはすばらしい存在ですし、値打ちもあるのですが、今の時代を生きる大工さんにとっては気の毒に感じます。
高度成長時代から40年以上が過ぎ、時代は大きく変わりました。
本日面接をさせていただいた大工さんは2代目です。
70歳の父親が廃業するとのことで、何とかして仕事にありつきたいとのことでカプライに来られました。
この70歳の父親(大工さん)は、今何を考えているのだろうか?
山上目指して駆け上がり、今は奈落の底をさまよっている人が多いでしょう、、、、、